尿もれ(原因と病気の種類)
尿もれが起こる原因とは何でしょう?
それは、
尿もれにもいろいろ種類があるように、
その状態により原因も異なります。
尿もれは正式には尿失禁といい、
その原因により以下のような種類があります。
腹圧性尿失禁は、
膀胱や尿道を支える骨盤周りの筋肉のダメージが原因で起こります。
切迫性尿失禁は、
脳からの「排尿をする」という指示が出る前に、
膀胱が収縮を始めてしまうことが原因です。
反射性尿失禁は、
脳と膀胱との間の連絡が、
脊髄の損傷などにより途絶えてしまって起こります。
溢流性尿失禁は、
男性に多い尿失禁で、膀胱がいっぱいになり
尿が溢れることによりもれてしまうことが原因です。
機能性尿失禁は、
高齢者に多い尿失禁で、
膀胱や尿道などに異常はないのですが、
身体に障害がありトイレへ行こうとしても間に合わなかったり、
痴呆症によりトイレではない場所で排尿をしてしまったりなど、
そのほかの要因によることが原因です。